未知なるもの。探究・冒険・好奇心。そんでもってヒトゲノム。
Newsweekで「アメリカの遺伝子解析サービス」を見たのは、
確か4年前の2009年だった気がする。
将来生まれる子供に遺伝する劣性遺伝子を調査するサービスで
費用は約10万円/1人ぐらいだったような。
当時、将来の子供について考える切っ掛けになった情報だったけど、
渡航費と所要時間を考えるとスグに踏み切れるものではなかった。
このBlogを読んでいる方は、
ヒトゲノムについてはご存じだろうか?
実は、私も良く知らないのだが先日友人から概要の説明を受けた。
彼はいま、セブに移り住み「唾液でヒトゲノムを解析するサービス」の代行販売をしているとか。
今回は、日本の学会でヒトゲノムに関する発表があり視察しに来たのだという。
聞きかじりですけど、ざっと概要をまとめると…
・ヒトゲノムは2003年に解析を終了
・データ量はDVD程度
・昨今は毎日のように新発見がある
・最近、ヒトゲノム本が出版されて本屋に平積みになった(彼は、その先生の発表を目当てで帰国)
・60%以上の人が肥満になる可能性がある(ほぼ、誰でも肥満になるんだね)
・人種にかかわらず95%は同じ
・浮気遺伝子はある
・夫婦と子供の三人で見ると感動するらしい(遺伝配列がツボになる)
という感じで、
つまり、医学治療の為の情報はまだ分かってないそうだ。
早く医療に役立つ発見があればいいのだが。と思っていたら
先週のNewsweekで、またヒトゲノムが取り上げられていた。
医療の現場では、まだなにも発見はなく新薬は生まれていないそうだ。
果たして人間の運命はヒトゲノムで新しいフェーズへと進むのだろうか?
実際に機能しだしたら、医学と医療保険は進歩するんでしょうね。
でも、研究は日々進歩しているし今の状態だって何か気付く事はあるかも。
私が気になるのは、子供に受け継がれた遺伝情報。
息子との絆が深まりそうな気がする。